第1章:訪問診療でできること(基本と対応処置)
- Q1. どのような人が利用できるのでしょうか?
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A. 杉並区および周辺エリアで、病気や障がい、認知症などによりお一人での通院が困難な方が対象です。がんの緩和ケアや在宅での療養支援が必要な方をはじめ、難病・神経難病、退院直後の経過観察が必要な方、胃ろうや中心静脈栄養管理、カテーテル管理、褥瘡(床ずれ)などの外科的処置が必要な方まで、年齢や疾患を問わず広くご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。
- Q2. 自宅でどのような医療行為や外科的処置が受けられますか?
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A. 診察や処方箋の発行はもちろん、中心静脈栄養管理、点滴治療(脱水の予防や抗生剤の点滴など)、酸素療法、経管栄養(胃ろう・腸ろうなど)、尿道カテーテル管理のほか、裂傷や褥瘡(床ずれ)の手当てや簡単な縫合・デブリードマン(壊死組織の除去)、胸水穿刺や腹水穿刺といった外科的処置にも幅広く対応しております。
- Q3. 今現在、病院で治療を受けています。訪問診療で治療を継続してもらえますか?
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A. はい、十分に可能です。現在通院・入院されている病院(主治医の先生やがん相談支援センター、MSW)と密接な医療連携を行い、これまでの診療方針や治療薬(抗がん剤治療(内服)の継続や緩和ケアなど)をしっかりと引き継ぎながら、ご自宅でのケアや治療を継続いたします。
- Q4. 訪問診療と往診の違いは何ですか?
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A.
- 「訪問診療」とは、病状の安定や悪化防止のために、計画的かつ定期的(原則月2回など)に医師がご自宅へお伺いし、継続的な健康管理を行うことです。
- 「往診」とは、突発的な高熱や痛みなど、急な体調変化(急変時)の際に、患者様やご家族からの要請に応じて臨時で医師が自宅に伺い、診察・処置を行うことです。
第2章:日々の訪問のスタイル
- Q5. 訪問時間はどのくらいですか?
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A. 診療内容によって異なりますが、通常の診察は10分〜20分程度となります。
初めての訪問時や、特別な医療処置が必要な場合、また体調が優れない場合などは、十分な時間を確保して診療いたします。患者様やご家族に寄り添い、状況に応じて柔軟に対応させていただきます。 - Q6. 診察時に家族は立ち会った方がよいでしょうか?
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A. 必ずしも立ち会いの必要はありません。独居の方や、ご家族が外出中の方も多く利用されています。状況の変化など、必要に応じてお電話やノート、LINEなどを使用し情報共有を行いますのでご安心ください。
- Q7. 診察には、先生一人で来るのでしょうか?
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A. 基本的には医師と看護師(または医療コーディネーター)の2名体制で伺います。役割を分担することで、スムーズかつ丁寧な診察を行います。
- Q8. 診療の頻度はどれくらいですか?
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A. お体の状態により異なりますが、普段は月2回(2週間に1回)の定期訪問が基本となります。
がんなどの緩和ケアが必要な方や、病状が重篤な場合には、週1〜2回お伺いして手厚く診療を行います。病状の急な変化やご不安な点がある場合には、状況に応じて柔軟に回数を調整いたしますので、どうぞご安心ください。
第3章:万が一のときの安心体制
- Q9. 自宅で急に具合が悪くなったら、夜間でも対応してもらえますか?
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A. 当院は「在宅療養支援診療所」として、24時間365日の連絡・対応体制を整えています。万が一、夜間や休日に急な症状変化や痛みが生じた場合も、まずは当院へお電話ください。当直の医師や看護師が状況をお伺いし、電話での指示、緊急の往診、または必要に応じて連携病院への救急搬送手配など、迅速に対応いたします。
- Q10. 入院が必要になった場合は?
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A. 連携している地域の基幹病院や、患者様がこれまで通われていた病院と連絡を取り、スムーズに入院できるよう調整いたします。
第4章:費用と書類について
具体的な検討フェーズで必ず発生する、現実的な疑問をクリアにします。
- Q11. 医療証を持っているのですが、適用可能でしょうか?
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A. はい、各種健康保険や公費負担医療受給者証(難病・障がい・医療費助成など)が適用されます。お手持ちの医療証をご提示ください。
- Q12. 「診療情報提供書」とは何でしょうか?
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A. 一般的に「紹介状」と呼ばれるものです。これまでの病状や薬の内容が記されており、安全で適切な訪問診療を開始するために大切な書類です。
第5章:看取り、そして相談へ
- Q13. 住み慣れた自宅で、最期まで過ごす(家での看取りや在宅ホスピス)ことは可能でしょうか?
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A. はい、十分に可能です。住み慣れた我が家で、大切なご家族に囲まれながら最期を過ごす「在宅ホスピス(家での看取り)」を、当院は全力でサポートいたします。
当院の院長は、これまでに緩和ケア病棟にて1,000例以上、在宅の現場にて300例以上のお看取りに深く携わってまいりました。この豊富な臨床経験を活かし、がんなどの病気に伴う痛みやつらさを和らげる「緩和ケア」を専門的に行います。
患者様とご家族の不安に誠心誠意寄り添い、地域のケアマネジャーや訪問看護師と密な医療連携を図りながら、24時間365日体制で穏やかな時間を支え続けます。 - Q14. 「訪問診療」を始めるには、まず何をすればよいですか?
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A. まずは、お気軽に当院へお電話、またはWebサイトよりお問い合わせください。
現在、病院に入院中・通院中の場合は、病院の相談窓口(ソーシャルワーカー様など)や、担当のケアマネジャー様を通じてご連絡をいただくと、よりスムーズな連携が可能です。
診療情報提供書(紹介状)や、これまでの検査画像(CD-R等)をご用意いただき、それらの情報をもとに、一人ひとりに合わせた計画的な訪問診療をスタートいたします。 - Q15. これまで病院にかかったことはありませんが、急に病状が悪化したときはどうすればよいでしょうか?
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A. かかりつけ医をお持ちでない場合、まずはご担当のケアマネジャー様を介して当院までご相談ください。
患者様の詳細なご状況をお伺いした上で、必要と判断される場合には、緊急での初診往診を検討するなど迅速に対応いたします。地域のケアマネジャー様としっかりと連携を取り、安心していただける体制を整えます。

